探偵を比較するときにはまず料金が気になることと思います。
そんな浮気調査の料金を比較する前に知っておきたいのが料金プランについてです。
探偵の浮気調査には大きくわけて
「時間料金制」「パック料金制」「成功報酬制」の3つの料金プランがあります。
探偵事務所によって取り入れているプランは異なりますので、この3つの料金プランの特徴を知った上で料金の比較をするようにしましょう。
依頼する調査内容によっては、料金のシステムから依頼先を選んだほうが得をすることもあります。
時間料金制
浮気調査では一般的な料金形態であり、多くの探偵社が取り入れているシステムです。
料金は1時間あたりの料金×調査員の数 で決められます。
1時間ごとで料金が決まっているので、調査が長引けばその分費用はかかりますが、予定よりも早く証拠がつかめたら調査を打ち切ることで費用を抑えることもできます。
通常、2名1組から調査を行うことが多いので、はじめから1時間料金の表示が2名分でされている探偵事務所もあります。
しかし、1時間1名の計算で料金が紹介されているところもあるので、その場合は2倍で見積もっておくように注意しましょう。
時間制ということもあり、浮気をしている可能性がかなり高いこと、
事前にターゲットの行動パターンが読めている方に向いている料金プランです。
パック料金制
契約時に調査時間や条件をあらかじめ決めておき、
決まった額を定額で支払うという料金制度です。
料金がまとまっている分、支払う金額が把握しやすく、一時間あたりの費用で考えると時間料金制よりも安く設定されていることが多いのが特徴です。
浮気調査の相談をして、調査が長くかかりそうならパック料金制を検討してもいいでしょう。
パック料金制度の場合、例えば契約が12時間パックの料金を組んでいたとしても、8時間で調査が完了するなど、調査が予定よりも短く済んだ場合にもその分は支払う必要があります。
しかし逆に、調査が予定より長引いてしまった場合には大幅な割引価格での調査も期待できます。
パック料金でも捜査に掛かる諸経費は別という探偵社もあるので、その点については確認が必要です。
成功報酬制
はじめに調査に掛かる諸経費などの手付金を支払っておき、
調査をして成果があった場合にのみ追加で成功報酬を支払うという料金制度です。
確実に成果が欲しい依頼主にとっては魅力的なシステムですが、実は3つの料金プランの中では一番トラブルが多い料金制度でもあります。
トラブルとしては探偵と依頼主の成功に対する認識のずれによるものが原因となったりします。
例えば依頼主にとっての成功の基準が、「浮気をしていてその証拠が得られた場合のみ」と考えていても、
探偵社としては「浮気をしていないという事実がわかった」場合も成果と判断することもあるのです。
成功報酬制の場合はもめごとを起こさないためにも、どこからどこまでが成功かということを前もって詳細をしっかり確認してから契約しておく必要があります。
探偵社のほうは失敗してしまっては報酬がほとんどないので、成功報酬の料金は高めに設定されていることが多いです。
しかしその分、多少高くついても絶対に浮気の証拠をつきとめたいという方であれば検討してみるのもいいでしょう。